meta description
  
Placeholder image
 

アキスミンスター織カーペットとは

イギリスのアキスミンスター地方で発達したカーペットなので、この名前が付いた。ウィルトン・カーペットと同じ製法だが、多色の色糸を用いて、多彩で複雑な柄を特色とする機械織りカーペットの高級品。

 

Placeholder image

アキスミンスターカーペットは、パイル糸をよこ糸に織り込んで作製し、たて糸、しめ糸、で織り上げている。

パイルをかき分けて地組織を見ると、平行に重なる2本の茶色のよこ糸(主に麻糸)と白色のしめ糸が見える。地組織のよこ糸は主に麻糸であるが、構造上から水を多く使う洗浄方式でクリーニングしてもほとんど縮みを起さない。

施工方法の多くはグリッパー工法である。

使われるパイル繊維はウールまたはウールと化学繊維の混紡になる。テクスチャーはすべてカットパイルとなり、パイル密度は高い。

ウール糸は短繊維の紡績糸であるためアキスミンスターカーペットのパイル糸の場合は織られているだけで、固定されていないため、施工後数ヶ月間は遊び毛が発生しやすい。

しかし遊び毛が出ることでウールの繊維は洗練されていき、それによりカーペット自体の汚れ難さを実現する役割がある。遊び毛が出ることはその特性であり、本物のウールを使用している証拠となる。

基本情報
種類 機械織り
組成 ウール100%
ウール80%+ナイロン20%
ウール20%+ナイロン80%
ナイロン100%
色数 1~5色
6色~8色
パイル カット
厚み
(全厚:毛足+バッキング)
9mm:7mm+2mm
10mm:8mm+2mm
11mm:9mm+2mm
12mm:10mm+2mm
バッキング
(ラテックス+二次基布)
密度
(2.54㎠あたり)
7x8
7x9
7x10
7x11
7x12
巾サイズ 4m
3.64m
長さサイズ
(1本ロールあたり)
最大30m
最小注文数量 100㎡以上